子ども向けの楽器のおもちゃはたくさんの種類があり、いつ頃どんなものを与えたら良いのか悩みますよね。
楽器のおもちゃは子どもの発達を促しながら、親子で楽しい時間を過ごすことができるので、小さいお子さんがいらっしゃる方にはとてもおすすめです。
私は1歳の子どもを育てる保健師のママです。
子どもの発達に合った、親子で一緒に楽しめるおもちゃを取り入れていきたいと思っています。
この記事では、赤ちゃんに楽器のおもちゃを与えることの効果、楽器のおもちゃの種類、実際の使用レビューや手作りしたおもちゃも載せています。
赤ちゃんに楽器のおもちゃを与える効果・メリットは?
赤ちゃんから楽器のおもちゃを与えるメリットはたくさん♬
その効果について4項目にまとめました。
多言語の学習能力が向上する
音楽と言語の関係は深く、楽器の音や音楽を聴くと、声や音を識別する能力が発達すると言われています。
音を聞き分ける能力が上がることで、多言語の学習能力の向上にもつながっていきます。
東大生にはピアノを習っていた人が多いと言われていますよね。
音楽を聴くことで学習能力の向上につながるのであれば、ぜひ取り入れたいです。
育脳効果がある
音を耳で聞くと、右脳・左脳両方をバランスよく使って処理されることで育脳効果があります。
また、楽器のおもちゃは「聴覚」はもちろん、自分で触って音を出したり口に入れたりして「触覚」や、さらに楽器を見て楽しむ「視覚」を刺激します。
赤ちゃんは自分が手を動かすと音が鳴る、と学習していきます。
楽器のおもちゃは手先を使うので、脳の発達にとても良いです。
リズム感・音感を養い、コミュニケーション力や表現力も高めてくれる
音楽を聴き、楽しむことでリズム感や音感を養うことができます。
親子で一緒に歌ったり踊ったりリズム遊びをすることで、コミュニケーション力が高まります。
また音楽に触れることで、表現力も高めることができます。
気分安定・リラックス効果がある
音楽にはストレスによるステロイドホルモンの分泌を抑制し、気分を安定させる効果があります。
ストレスを抑制し、リラックス効果が得られることで、子どもの精神面にも良い影響を与えることができます。
楽器のおもちゃはいつから与える?
基本的には玩具の「対象年齢」の表示に従うようにしましょう。
音に反応するのは5~6カ月頃からと言われていますが、月齢の低い赤ちゃんでも音は聞こえています。
2~3か月頃からでもガラガラやタンバリンなどを鳴らしてあげると音が鳴る方を見たり、音を聞いて泣き止んだり、体を動かして喜んだりします。
お座りができる7か月頃から、赤ちゃんの遊べるおもちゃの幅も広がってきます。
自分で木琴や太鼓のバチなどの道具を使えるようになるのは1歳頃からと言われています。
おすすめ楽器おもちゃ①ガラガラ(ラトル)
生後2~3か月頃になると、赤ちゃんは音のする方を向くようになります。
ガラガラ(ラトル)は赤ちゃんの聴覚を刺激し、手で持ったり舐めたりすることで触覚も刺激することができます。
さらにカラフルな色遣いのものを選べば視覚を刺激することもできます。
自分で振ると音が鳴るという体験も学びになるので、月齢の低い赤ちゃんにとてもおすすめのおもちゃです。
にぎにぎタイプの新生児から使えるものもありますよ。
ファーストトイとしてニューボーンフォトにも使ったのですが、記念になりとても可愛かったです!
こちらのアンパンマンのラトルも、「赤ちゃんが握りやすい」「色が鮮やか」「歯固めとしてカミカミできる」「赤ちゃんの大好きなアンパンマン」「アンパンマンの顔を回して遊べる」など、おすすめポイントがたくさん!
こんな感じで(画像左)、R1容器とビーズなどで作ることもできますよ。
左はビーズのみでガラガラに、右は洗濯のりを入れてスノードーム風にしました。
ビニールテープでキャップを留めて開けられないようにしています。
キラキラして大きな音が鳴るので、いまだに娘の大好きなおもちゃです。
おすすめ楽器おもちゃ②音の鳴る絵本
音が鳴る絵本は私自身買って良かった育児グッズのトップ5に入るくらいよく使っているものです。
生後2か月頃に購入し、音楽に合わせて赤ちゃんをマッサージしたり、リトミックのようなことをしたりしました。
成長するにつれて娘が自分でボタンを押せるようになり、ボタンを押すと音が鳴るというのが楽しかったようでいつもたくさん遊んでいました。
これらの絵本のおかげでごきげんで一人遊びしてくれる時間が多かったです。
気に入りすぎてどんどん数が増えていきましたが、どれも買って良かったです!
車に乗る時もこれがあればしばらく退屈せずに遊んでくれます。
一番初めに購入した「どうようおうたえほん」は、選曲がとても良いです!
1 ちょうちょう
2 こいのぼり
3 あめふり
4 たなばたさま
5 どんぐり ころころ
6 ゆき
7 おにのパンツ
8 ハッピー・バースデー
9 アンパンマンのマーチ
10 さんぽ
といった季節の歌や、子どもの好きな歌が入っています。
歌声入りとカラオケモードを切り替えることができ、効果音のボタンもあります。
この本はボロボロになるまで使って実は2代目を購入(笑)。
それくらいお気に入りの本になりました!
この「わくわく!おうたえほん」は楽しい曲がたくさん入った絵本です。
1 どんぐりころころ
2 むすんでひらいて
3 とけいのうた
4 うさぎのダンス
5 いとまき
6 いっぽんばしこちょこちょ
7 アブラハムのこ
8 あたまかたひざぽん
9 グーチョキパーでなにつくろう
10 おおきなくりのきのしたで
11 たまごのうた
12 きしゃポッポ
の12曲で、手遊びうたもたくさん入っているので親子でたくさん楽しむことができます。
こちらも歌声入りとカラオケモードの切り替えができます。
この「すずえほん」は絵本部分とすずが取り外しでき、すず単体で遊ぶことができます。
振るとリンリン鈴の音がなり、カラフルなランプが光ります。
真ん中の大きなボタンを押すと、色々な効果音が鳴ります。
入っている曲は
<歌声入り(6曲)>
1 しあわせならてをたたこう
2 となりのトトロ
3 いとまきのうた
4 エビカニクス
5 あたまかたひざポン
6 おもちゃのチャチャチャ
<メロディのみ(3曲)>
1 きらきらぼし
2 かえるのがっしょう
3 ハッピーバースデー
の合計9曲。娘は「エビカニクス」が大好きで、ノリノリです。
小さく、手に持ちやすいので、車の中でも大活躍してくれています。
おすすめ楽器のおもちゃ③太鼓・タンバリンなどの叩くおもちゃ
我が家では「こどもちゃれんじのタンバリン」「マジカルバンド」「ミルク缶の太鼓」の3種類を使用しています。
こどもちゃれんじのタンバリンはこどもちゃれんじbabyの特別号についていたものです。
詳しくはブログ記事【口コミ】こどもちゃれんじbabyを特別号から5か月間だけ受講したら最高だった!【退会も簡単】にまとめています。
こちらのタンバリンはベビージムに取り付けて赤ちゃんが蹴って音を鳴らすことができたり、取り外して単体で遊ぶこともできます。
うちの娘はこのタンバリンを振るといつも笑っていたので、写真を撮る時はいつも片手でこのタンバリンを振りながら撮影していました。
このタンバリンのおかげで娘の写真は笑顔のものがいっぱいです。
振ると鈴のシャラシャラした音が鳴り、叩くとタンタンタンバリンの音が鳴ります。
こどもちゃれんじの楽器の絵本とも連動していて、絵本を見ながら「タタタタタンタン、タンバリンさん~」と言いながらよく遊びました。
1歳を過ぎても自分で鳴らして遊んでいるので、とても長く使えているおもちゃです。
同じくこどもちゃれんじbabyの特典のピアノのメロディトイも大活躍です。
またマジカルバンドというおもちゃも、ドラムやタンバリンなど叩いて遊ぶことができます。
このおもちゃは「ドラム」「マラカス」「シンバル」「タンバリン」「ラッパ」「ギロ遊び」ができるようになっており、ドラムを叩くと60種類の音が鳴ります。
また音楽も15曲内蔵されているため、たっぷり楽しむことができます。
娘は自分で音楽を鳴らしてドラムをポンポン叩いて遊ぶのが好きで、よく一人で遊んでいます。
このおもちゃは色々な遊び方ができるため、1歳以降長く使うことができるおすすめのおもちゃです。
ミルク缶も叩くおもちゃとして使えます。
そのままポンポコ叩いたり、中に物を入れてがちゃがちゃ鳴らしたり、転がしたり、ぽっとん落としとして使ったりと、意外とよく遊んでいました。
可愛くカバーなどを付けたミルク缶太鼓を作られている方もたくさんいらっしゃるのですが、不器用なためうちは裸のミルク缶です(笑)。
おすすめ楽器のおもちゃ④ラッパ・ハーモニカ
ラッパやハーモニカなどは吸ったり吐いたりして音を鳴らすことで発声を促したり、舌の発達を促してくれます。
対象年齢はそれぞれのメーカーによって違いますが、だいたい6カ月~1歳頃からが多いです。
ラッパは吹いた時だけでなく、吸った時も音が鳴るものがおすすめです。
娘が持っているのは上記のマジカルバンドに付属しているラッパと、アンパンマンベビーラッパです。
このアンパンマンベビーラッパは吸っても吹いても音が鳴る仕様になっており、赤ちゃんが握りやすい形になっています。
振るとシャラシャラ音が鳴ったり、3つのボタンを押して遊ぶこともできます。
UVコートがされており、赤ちゃんがなめても安心に作られているのも嬉しいですね。
少し成長したお子さんにはハーモニカもおすすめです。
このハーモニカはとても可愛いデザインで、動物好きの娘が気に入ったらいいなと思い購入しました。
プラスチックでできていて軽いので、1歳児でも使いやすいです。
音もきれいに鳴るのではじめてのハーモニカにおすすめです。
おすすめ楽器のおもちゃ⑤木琴(シロフォン)・鉄琴
1歳を過ぎると道具を使うことができるようになってきます。
木琴や鉄琴は、手を使って道具を使う練習になります。
叩くと音が鳴ること、叩く場所によって音が変わることが分かります。
私が持っているのはKAWAIの猫の木琴。
デザインも可愛く、インテリアにもなじむデザインで、優しい音色で気に入っています。
1歳になる少し前に購入し、購入したばかりの頃はバチを口に入れてしまうことが多かったのですが、徐々に上手に鳴らせるようになり、今はカンカン楽しそうに叩いています。
鉄琴ならSONOR社のものが有名。
こちらもKAWAIと同様楽器メーカーさんのもので、正確な音と美しい響きが特徴の鉄琴です。
鉄琴の叩く場所にマークがあるので、そこを叩けば一番良い音を鳴らすことができるのも嬉しいです。
小さいですが本格的な楽器。1オクターブだけで弾ける曲も意外と多いですよ。
1オクターブで弾ける曲
・きらきらぼし
・ちょうちょ
・どんぐりころころ
・ぞうさん
・かえるのうた
・ロンドン橋
・メリーさんのひつじ
・こいのぼり
・とんぼのめがね
・むすんでひらいて
・ぶんぶんぶん
・大きな栗の木の下で
・げんこつやまのたぬきさん
・かっこう
・鳩
など、これは一例ですが意外とたくさんあるので楽しめます。
木琴や鉄琴は小学生頃まで長く遊べるのでとてもおすすめです。
おすすめ楽器のおもちゃ⑥ピアノ
ピアノのおもちゃも木琴や鉄琴と同様、長く楽しむことのできるおすすめのおもちゃです。
自分でメロディーを奏でる楽しさや、指先を使うことで脳が活性化することも期待できます。
我が家にはKAWAIのミニピアノとピアノ絵本があるので紹介したいと思います。
KAWAIのミニピアノは1歳5か月頃、プレゼントでいただきました。
インスタでもよく見かける、デザインのとても可愛いピアノです。
可愛いだけでなく、音もとてもクリアなきれいな音で、半永久的に狂うことのない正確な音程が特徴です。
子どもでも弾きやすいよう、軽いタッチでも音が鳴るようになっています。
屋根がついているので閉めれば音量を抑えて弾くことができ、屋根を開けるときれいな音色がよく響きます。
娘も毎日楽しそうに鍵盤を叩いています。
KAWAIのミニピアノはYou Tubeでも上手な方が弾いている姿を見ることができるのですが、大人でも楽しめそうです。
私は久石譲さんの「SUMMER」を弾いてみたいです。
もっと安価なものであれば、西松屋のミニピアノも友人が持っていてとても良いと思いました。
KAWAIのミニピアノをいただいていなければこれを購入していたと思います。
7曲の自動演奏曲(さんぽやとなりのトトロも収録!)、ピアノ以外にもバイオリンやギターなど、様々な楽器の音が楽しめ、取り外しのできる脚やマイクもついていて、それで2000円もしないなんて、とってもコスパの良い商品!
音量調節ができるのでマンションの方でも安心です。
ミキハウスのピアノ絵本も0歳児~大活躍!
ボタンを押すと15種類の曲がかかるので、娘は自分で好きな音楽を鳴らして赤ちゃんの時は一人遊びにも大活躍でした。
子どもが自分で弾けるよう、分かりやすい楽譜も20曲分ついています。
音量や速度が変えられたり、演奏に合わせてライトが光ったりするのも嬉しいポイント。
こちらも赤ちゃんの時から長く使え、家の中でも外出先でも重宝するおすすめのおもちゃです。
これだけたくさんの曲が入っていてピアノまでついていて、コスパも良いですよね。
楽器のおもちゃで発達を促しながら親子で楽しい時間を過ごそう
楽器のおもちゃは子どもの発達を促しながら、親子で楽しい時間を過ごすことができるので、とてもおすすめです。
1度購入すれば長く遊べるものが多いのも嬉しいですよね。
たくさんの種類があるので、親子で気に入るおもちゃを探してみてくださいね。
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