「0歳の我が子にどんな絵本を買ってあげたらいいだろう?」
「子どもに絵本を読み聞かせてみたけれど、全然興味を示さない…」
など、読み聞かせを始めた頃は悩むことが多いですよね。
初めは聞いていなくても毎日ママが楽しそうに絵本を読むこと、そして子ども好みの絵本を選んであげることで、いつの間にか絵本を楽しめるようになってくるお子さんも多いです。
娘も生後3か月頃から絵本の読み聞かせを始めましたが、初めは一切興味を示しませんでした。
生後6か月頃から絵本が大好きになり、毎日自分で絵本を取ってきては読んでとアピールし、絵本が終わると泣いて次の絵本を取ってくるまでになりました。
毎日平均20~30冊の読み聞かせを行い、1歳を過ぎるころには延べ5000冊ほど読むことができました。
この記事では0歳の娘に読み聞かせをし、特に反応の良かった本を10冊紹介します。
お子さんの大好きな1冊がきっと見つかりますよ。
0歳児の読み聞かせに効果はあるの?いつから始める?
「0歳から絵本の読み聞かせって必要?」と思われる方も多いかもしれません。
まだ言葉も分からない、目もよく見えない赤ちゃんですが、読み聞かせは「親子のコミュニケーションツール」になります。
普段0歳の赤ちゃんと、どうやってコミュニケーションを取ったり遊んだりしていますか?
時々語り掛けたり、歌を歌ったり、ふれあい遊びなどをされている方も多いと思います。
絵本を読むことでも、パパやママの声を聞いたり、触れ合ったり、一緒に楽しい時間を過ごすことができ、関係を深めることができます。
絵本を読むことで赤ちゃんの言葉への関心も深まります。
赤ちゃんは言葉を話すことはできなくても、大好きなパパやママの声はしっかり聞いているのです。
ゆったりとした「親子の時間」を小さい頃からたくさん過ごすことで親子の絆を深めることができます。
読み聞かせはいつから始めても構いません。
新生児の頃はまだ目もあまり見えていませんが、たくさんパパやママの声を聞かせてあげることはとっても大切。
お世話が大変で余裕がない時期なので、負担になるようでしたら急いで読み聞かせを始める必要はありませんが、赤ちゃんに触れながら大好きなパパやママの声を聞かせてあげると赤ちゃんも喜んでくれますよ。
生後3か月を過ぎるとはっきりした色に反応が出てくるようになるので、この頃から読み聞かせを始めている家庭も増えてくるようです。
パパママがそろそろ読み聞かせを始めたいな、と考えた時がベストタイミング。
ぜひ毎日の生活に絵本の読み聞かせを取り入れてみてくださいね。
0歳児向け絵本の選び方
0歳の赤ちゃんはどんな絵本を好むのでしょうか。
色遣いがはっきりしたもの
赤ちゃんの視力は0歳児は生後6か月でようやく0.1前後、1歳前でも0.2前後とまだまだ未熟。
はっきりした色遣いもの(特に赤色)や、白黒のものが見えやすいと言われています。
娘も生後3か月頃からしましまぐるぐるの白黒のページはじっと注目して見てくれていました。
絵本デビューは白黒、赤などのはっきりとした色のものがオススメ!
リズムがおもしろいもの
赤ちゃんはリズムの良い言葉が大好き。
わんわん、ポンポン、などのオノマトペがたくさん使われている本は音がおもしろくてニコニコです。
大好きなパパやママの声で楽しい音を聞いて、赤ちゃんもとっても嬉しいですね。
しかけになっていたり、音が鳴るもの
キラキラ光ったり、音が鳴ったり、でこぼこやふわふわの感触を体験出来たり、楽しい絵本が赤ちゃんは大好き!
特に「おうたえほん」系のものはリトミック遊びや歌い聞かせでも大活躍ですし、赤ちゃんが自分でボタンを押すと曲がかかるという「あることをすると何かが起こる=随伴性」を学ぶこともできます。
1冊あるととても重宝しますよ。
厚紙や布でできたもの
0歳児は何でも口に入れてしまいます。
誤飲を防ぐためにも厚紙や布などでできた絵本が安心です。
また、赤ちゃんによりますが、薄い紙でできた絵本をビリビリに破ってしまう子もよくいるので、0歳のうちは厚紙でできたボードブックの方が安心です。
0歳児におすすめ絵本10選
それでは、娘が0歳児に大好きで何度も何度も読み聞かせたおすすめの絵本を10冊紹介します。
しましまぐるぐる (いっしょにあそぼ)
定番ですが、やはりこの絵本の反応はとても良いです。
3か月の頃からずっと読み聞かせをしていますが、1歳になった今でも飽きることなく釘付けです。
まず初めのページが白黒のしましまなのですが、白黒の絵は赤ちゃんの発達に良い影響を与えると言われており、娘もこの初めのページが大好きで開くとニコニコです。
その後に続くページもはっきりした色、イラストで視力の弱い赤ちゃんでも楽しく見入ってくれます。
厚紙でできているので破れにくく、きれいな状態を保てています。
おうちにぜひ一冊、初めての1冊に自信をもってオススメできる絵本です。
Sassyのあかちゃんえほん にこにこ&がおー
しましまぐるぐると同じくはっきりした色遣いで赤ちゃんが見て楽しい絵本です。娘も釘付け!
【にこにこ】を例にすると、「ぽんぽんぽんぽんぽーんぽん」「てんてんてんてんででん」など、響きが楽しいフレーズで赤ちゃんもニコニコします。
Sassyの知育えほんシリーズは初めての知育えほんに最適です。
どれも可愛くてセットで揃えたくなりますね。
じゃあじゃあびりびり
娘がいつも笑顔になる絵本。
昔から長く愛されている定番の絵本ですが、やはりとても食いつきが良かったです。
「みず じゃあじゃあじゃあ」「かみ びりびりびり」など身の回りの音がもりだくさんで、響きが楽しい絵本です。
色もたくさん使われているのでじっと見つめて釘付けになっています。
小さいサイズでなおかつ厚紙でできているため、持ち歩きの絵本としてもぴったりです。
やさいさん
可愛いイラストと繰り返される音の響きが楽しいしかけ絵本です。
「やさいさんやさいさん だあれ?」→「すっぽーん」としかけをめくると大爆笑。
シュールなイラストは私好みです笑
繰り返しが大好きな赤ちゃんにも嬉しいですね。
「土の中で育つ野菜は何かな」「どんな葉っぱがついていて、どんなふうに埋まっているのかな」「隠れている野菜はなにかな」と、もう少し大きくなってから知育にも使えそうなのが嬉しいですね。
くっついた
これは初めての支援センターで保育士さんに読んでもらった絵本です。
私の膝の上で大笑いして喜ぶ娘を見て、帰宅してすぐにポチってしまいました笑
かわいいイラストでみんなが仲良くくっつきます。
「おかあさんと わたしが くっついた」で娘とくっつくとニコニコ嬉しそうにしてくれます。
さいごは「おとうさんも くっついた」。
親子の愛情を深めるのにとっても役に立ってくれる本です。
あけてびっくり しかけえほん いっせーの ばあ
「いっせーの ばあ」で4つ折りの紙を開くしかけ絵本。
大きく紙が開くので、娘は大喜び!
色遣いもはっきりとしているので釘付けになって見ています。
何冊か本を並べて、どれ読む~?と聞くと高確率で初めに手に取る絵本です。
ボードブックではないのですが、しっかりとした紙でできているので全く破れず、何度も開いたり閉じたりしてもずっときれいな状態をキープできています。
楽しい絵本タイムにぜひ。
いないいないばああそび
可愛い動物たち、わたし、ママ、がいないいないばあを繰り返すしかけ絵本です。
「いないいないばあ」でしかけを開くと大喜び。
月齢が上がると自分でしかけを開くようになりました。
何度もめくるので破れてしまわないよう、ボードブックの方がおすすめです。
ボードブックだと持ち運びしやすく、車の中や外出先で遊ぶこともできますよ。
「繰り返し」と「いないいないばあ」が大好きな0歳児にぴったりの絵本です。
かお かお どんなかお
「うれしいかお」「かなしいかお」などたくさんの表情が詰まった絵本。
0歳でも目や口などは識別できるので、じっと見つめています。
もう少し大きくなったら顔真似あそびをしたり、色々な会話の種になりそうで、長く使える絵本だと思います。
しばらくマスク生活が続きそうなこともあり、表情について学ぶきっかけにもなります。
だるまさんシリーズ「が・の・と」
だるまさんのイラストとリズムが可愛らしい絵本。
こちらは生後8か月頃から読み聞かせていますが、必ず笑ってくれます。
赤いだるまさんが目をひくのと音の響きが楽しいようで、ページをめくる度に喜んでくれていました。
1歳を過ぎると、「びろーん」「どてっ」など、一緒にだるまさんの真似をするようになり、とても可愛いです。
こちらも人気の絵本だけあって、やはり反応は最高!これからも長く使えそうな絵本でおススメです。
保育園・幼稚園の先生とつくった どうようおうたえほん
一家に一冊おうたえほん!と思うくらいあってよかった絵本です。
低月齢の頃からこのおうた絵本で一緒に歌って聞かせたり、音楽に合わせて体操やマッサージなどリトミックもどきのことをしたりしていました。
今は自分でボタンを押して音を鳴らして、お気に入りの曲を何度も聞いて楽しんでいます。
赤ちゃんが自分でボタンを押すと曲がかかるという「あることをすると何かが起こる=随伴性」を学ぶこともできますよ。
この本のおかげでかなり一人遊びをしてくれるようになり、その間に家事をしたりすることもできるので、本当に買ってよかった一冊です。
童謡をたくさん聞かせることは赤ちゃんの心身の発達にもとても良いと言われています。
全10曲、声ありとカラオケの2パターンが収録されているので使い勝手も良いです。
以下曲のリストです。
1 ちょうちょう
2 こいのぼり
3 あめふり
4 たなばたさま
5 どんぐり ころころ
6 ゆき
7 おにのパンツ
8 ハッピー・バースデー
9 アンパンマンのマーチ
10 さんぽ(となりのトトロ)
私は全部で4冊おうたえほんを持っているのですが、それらについてはこちらの記事でも紹介しています。
【0歳・1歳・2歳向け】赤ちゃん・子どもの「楽器のおもちゃ」おすすめレビュー
0歳から絵本で親子のコミュニケーションを
0歳でも大好きなパパやママが絵本を読んでくれるのはとっても嬉しくて楽しいこと。
赤ちゃんの心身の成長発達にもとても良い影響を与えてくれますよ。
親子の温かい時間にぜひ絵本の読み聞かせの時間を取り入れてみてくださいね。
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